開院35周年を迎えて
分かりやすい説明で地域に密着
当院は平成元年3月に開院し、周年を迎えました。スタッフや地域の皆さまに支えられて、今日まで診療を続けることができ、感謝の思いでいっぱいです。
地域の歯科医療に貢献できる歯科医院を目指し、現在の医院から目と鼻の先の場所に歯科医院を構えました。当初、院長を含めて3名のスタッフのみ、ユニットは3台と小規模でした。新規開院でしたので一つひとつが手探りでしたが、ていねいな診療をモットーに、患者さまと真摯に向き合ってきました。説明に熱が入るとつい声が大きくなり、患者さまから「待合室まで声が聞こえてくる」とよく言われていましたが、少しずつ患者さまの数が増え始め、気づいた時には地域の中にすっかり溶け込んでいました。
転機となった歯周病治療
ぺリオ専門医を迎えて、歯周病治療の取り組みが始まる
今から20年ほど前の1995年、アメリカはカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)に留学してぺリオ(歯周病治療)を学んできた歯科医師が加わり、大きな転機を迎えました。当時はまだ歯周病治療に関しては積極的ではありませんでしたが、彼の知識や技術を積極的に取り入れて歯周病治療に取り組むようになり、メインテナンスを重視するようになりました。これが転機となり患者さまの数もさらに増え、平成15年にはユニットを7台に増設しました。優秀なスタッフも増え、歯周病に強い歯科医院として知られるようになりました。
より高度で質の高い治療を提供
平成7年には、本格的なインプラント治療を開始しました。歯周病治療・インプラント治療をさらに究め、日本歯周病学会専門医、日本インプラント学会専門医の資格を取得しました。スタッフの質も高く、歯周病認定医、歯周病認定歯科衛生士が在籍し、専門性の高い高度な歯科医療を提供しています。特に歯科衛生士の活躍は大きく、患者さまの立場に立ったていねいで行き届いたメインテナンスと分かりやすく適切なアドバイスは好評です。来院者の1/2~1/3はメインテナンスで、患者さまのデンタルIQ(歯の健康ひ対する意識)の向上に貢献しています。
これからの石井歯科医院
地域に根差した歯科医院であり続ける
ある程度規模が大きくなると分院展開を考える歯科医院もありますが、当院では、分院展開などはまったく考えていません。中野島にこだわり、地域の皆さまの歯科医療に貢献できる歯科医院であり続けたいと思っています。
歯科治療は患者さまとの一生涯のお付き合い
開院当初に掲げていた分かりやすい説明と確実な治療は、30年経った今でも変わりません。厚生労働省や各学会で設けているガイドラインに基づいた「裏付けのある確実な治療」と、「最新鋭の治療設備」、「高度な技術力」で、地域の皆さまのお口の健康を、生涯かけてお守りする強い心意気で日々診療にあたっています。
これからもスタッフが一丸となって、安心して通院できる歯科医院を目指していきます。歯の健康に関することでしたらどんなことでも結構ですので、お気軽にご相談ください。